鶏の卵ってどう出来るの?オスは?大きさや色の違いは栄養価の違い?
鶏の卵と言えば「卵は立つのか?」と言うコロンブス卵の話を聞いたことがありませんか?
たまたま、ゆで卵で強引に立たせた感のあるコロンブスですが、あれが生卵だったらどうしたのでしょうね~。たぶん誰もコロンブスには付いて行かなかったでしょうね~
鶏の卵 どうして単独でも卵が産めるの?
鶏のメスってなんであれだけ卵が産めるのか不思議に感じた事はありませんか?
鶏はそう言う生きものだからと思っていたら、生物の先生にあきれ顔をされてしまいます。
鶏だけでなく鳥類全般に言えるのが、この卵を単独で産める行為です。
これには光がかなり関与しています。蛍光灯の光を太陽の光と勘違いをさせる事を鶏にしているのです。
光の刺激で性腺刺激ホルモンが分泌が分泌されます。ですから鶏の卵は毎日産み続ける事が出来るのです。
ちょう~簡単に言うと、光を当てて無理やり発情期状態にさせて、卵を産ませている状態と言う訳です。
鶏の卵 卵に茶色と白があるのは何故?栄養価は?
スーパーに卵を買いに行くと白い卵と茶色の卵がありますよね。同じ10個で値段が違う事も多いのではないでしょうか?
どうして卵には2つの色が存在しているのでしょう?それは意外な答えなのです。
白い卵は白い羽の鶏
茶色い卵は茶色い羽の鶏
から産まれてくるのです。
これって驚きですよね!
鶏の遺伝子によって卵の色も決まると言う事です。
じゃ~卵の栄養価はどうなの?って事になりますよね!
卵の栄養価は鶏が食べるエサによって決まったりするので、そこで栄養価が高いエサを食べている鶏は栄養価の高い卵を産みます。
これは、値段が半端なく高いと思います。
では白い卵の値段よりちょっと高い茶色い卵の栄養価は?と言う事になりますが、これは申し訳ありません。
同じ栄養価なのでございます。
マジ!?ですよね~詐欺にあった様に思われる方もいるとおもいますが、じゃ~なぜ値段が違うの?って思いますよね。
これは白い鶏よりも茶色の鶏の方が体も大きくエサもたくさん食べるからなのです。
基本的にはエサ代による価格の差なのです。ビックリですよね~。
鶏の卵 ひよこにならないのは何故?
これは先ほども紹介しましたが、鶏が産む卵でも雄雌が一緒にいて、日照時間を守ってさえいれば、ちゃんとした有精卵が生まれるのです。
しかし、経済性を優先させる為には、光をガンガン浴びさせる事で、常にメス鶏は「私はムラムラしてるから卵産むの~」という事になります。
こういうことで、無精卵になるので、温めてもひよ子にならないで腐って行くだけになってしまうのです。
鶏の卵 サイズの違いは?
スーパーの卵売り場にはS・M・L・LLと4種類のサイズがありますが、これはどうしてだと思います?。
1.産む鶏の大きさ
2.産むタイミングによって大きさが変わる
3.鶏の年齢の違い
4.えさの違い
答えは3の鶏の年齢の違いなんです。
卵を産み始めたばかりの若妻・・若いメス鶏と1年違いの鶏では卵のサイズが変わります。
それは鶏が卵を作る通り道が年を取った鶏だと太くなるために、卵も大きくなるのです。
Sは若い鶏、LLはそろそろ鳥肉加工に行きそうなメス鶏と言う事になります。
鶏の卵 黄身の色の違いは栄養価?
黄身が濃い黄色の方が美味しそうで栄養がありそうですよね。今までの話の流れから来ると、ま~さ~か~と思ってしまった方もいるでしょう。その方々は大正解です!
黄身の色は基本的にはエサによって左右されるのです。
今の鶏のエサはトウモロコシが主流ですからどうしても白っぽい色合いになってしまいます。それだと食べる人は、美味しそうに感じない為に、生産者は色を濃くしようとエサにある物を混ぜます。
1.ニンジン
2.パプリカ
3.赤虫
正解は・・・・2のパプリカです。
黄色や赤のパプリカをエサに混ぜると、黄身の色が濃くなるのです。
色が濃い黄身だからと言っても、栄養価が高いと言う訳ではないと言う事になります。
ただ、農家の庭先で歩いてる鶏は、勝手に草を食べたりしているので、黄身の色は自然と色が濃くなり味も良く栄養価が高くなるのです。