中学生ともなると、反抗期と重なって、なかなか親の言うことを聞いてくれませんよね。特に勉強の話をすると、途端に口を閉ざしてしまう…なんてことも。
でも、安心してください!この記事では、忙しい共働き家族でもすぐに実践できる、中学生の勉強に対する効果的な対策を10個ご紹介します。反抗期の子どもとの接し方にも触れながら、親子で笑顔になれる学習習慣を一緒に目指しましょう!
なぜ反抗期になる?中学生が勉強を拒む理由

中学生になると、身体的にも精神的にも大きく成長する時期。親の言うことを「うるさい!」と感じたり、自分の考えをしっかり持とうとするように変化していきます。これは成長の証ですが、親としては「反抗された」と感じてしまうことも。
これは、子どもが自立に向けて一歩踏み出している証拠です。しかし、同時に、勉強の難しさや将来への不安、友人関係の変化など、様々なプレッシャーを感じやすい時期でもあります。
例えば、こんな理由が考えられます:
・勉強の内容が急に難しくなってついていけない
・親に干渉されることを嫌がる
・自分の意見を認めてほしい
・友達との時間を優先したい
・部活動や友達付き合いで忙しくて勉強する時間がない
・将来への不安や進路の悩みで頭がいっぱい
・スマホやゲームなど、勉強以外の楽しいことが増えた
「勉強しない」という態度の裏には、こうした悩みや不安が隠れているかもしれません。親としては心配になりますよね。でもこの時期、子どもは自立に向けて大切な一歩を踏み出しているんです。
むしろ、反抗的な態度は健全な成長の証。ただし、放っておいてもいいわけではありません。子どもの気持ちを理解しつつ、適切なサポートをすることが大切です。
次の項目では、そんな反抗期の中学生に対する具体的な対策をご紹介します。忙しい共働き家庭でも実践できる、現実的なアプローチばかりですよ。
親ができる 声かけのコツでやる気を引き出す 16選

反抗期の中学生に「勉強しなさい!」と言っても、逆効果になることがありますよね。そこで大切なのが、子どもの気持ちを尊重した声かけです。忙しい共働き家庭でも実践できる、やる気を引き出す声かけのコツを16個ご紹介します。
●「今日はどの教科やるの?」 →勉強の内容に興味を示す
●「難しい問題があったら、一緒に考えてみようか?」 → 勉強に協力する姿勢を見せる
●「集中しやすい音楽とか、何かかけてあげようか?」 → 勉強しやすい環境作りをサポートする
●「疲れているだろうから、今日は早めに休もうね」 → 子どもの体調を気遣う
●「テストが終わったら、美味しいもの食べに行こう!」 → 頑張った後のご褒美を用意する
●「いつも頑張っているの、ちゃんと見てるよ」 → 努力を認め、承認していることを伝える
●「無理せず、自分のペースで頑張ってね」 → プレッシャーをかけすぎず、見守る姿勢を見せる
●「テスト勉強、大変そうだね。何か困っていることはない?」→ 子どもの気持ちに寄り添う
●「毎日15分だけでも机に向かってみよう!」→ 達成可能な小さな目標を一緒に決める
●「数学と英語、どっちから始める?」→ 子どもに決定権を与えることで、やる気を引き出す
●「○○になるには、この勉強が役立つんだって。すごいね!」→ 将来の夢や目標と勉強を結び付ける
●「勉強って大変だよね。パパ(ママ)も苦手だったけど、こうやって乗り越えたんだ」→ 自分の経験を共有する
●「この問題の解き方、よく理解できているね」→ 具体的な褒め言葉を使う
●「15分勉強したら、5分休憩しよう。リフレッシュも大切だからね」→ 休憩の重要性を伝える
●「勉強の結果に関係なく、あなたはかけがえのない存在だよ」→ 無条件の愛情を伝える
●「何かあったら、いつでも相談してね」 → いつでも頼れる存在であることを伝える
これらの声かけは、短い言葉でも十分効果があります。忙しい毎日でも、子どもの頑張りを認め、励ます言葉を伝えていきましょう。そうすることで、反抗期の壁を乗り越え、子どもの自主性と学習意欲を育むことができるはずです。
共働きでも安心!家庭学習の時短テクニック

「共働きで時間がないのに、子どもの勉強まで見てあげられない…」大丈夫です!長時間勉強することが必ずしも良いわけではありません。
ポイントは、限られた時間をいかに有効活用するかです。ここでは、短時間でも効果的な家庭学習のテクニックをいくつかご紹介します。
時間を味方につける!15分集中法
まずは、短時間で集中して取り組む「15分集中法」がおすすめです。15分のタイマーをセットして、その間は集中して勉強に取り組みます。短い時間なので、子どもも「やってみよう」という気になりやすいんです。
苦手科目を優先!ピンポイント復習
限られた時間では、全ての科目を見てあげるのは難しいもの。そこで、苦手な科目だけを一緒に復習するのがポイントです。「今日は数学を15分だけ見てあげるね」と声をかけるだけでも、子どもの学習意欲が高まります。
オンライン学習サービスを活用しよう
最近では、オンライン学習サービスが大活躍!子どものペースに合わせて学習を進められるので、忙しい家庭でも安心です。例えば、「スタディサプリ」というサービスでは、プロが作成した学習計画に沿って勉強を進められます。我が家は「スタディサプリ」を使っていますが、ここから実際定期テストの問題がいくつも出たそうで、前回のテストより大幅に点数がアップしました(実話です)!
親子で協力!役割分担のすすめ
共働き家庭では、夫婦で役割分担をすることが大切です。例えば、「土日は父親が学習のサポートをする」「母親が溜まったプリントの整理をする」など、協力体制を整えましょう。
勉強のスタート時刻を決めよう
「今日は何時から勉強しようか?」と子どもと一緒に決めるのもおすすめです。決めた時間になったら「勉強の時間だよ」と声をかけてあげましょう。これだけで、子どもの中にメリハリが生まれます。
忙しい毎日でも、これらのテクニックを使えば、子どもの学習をしっかりサポートできます。完璧を目指さず、できることから少しずつ始めていきましょう。
スマホとゲーム対策:習慣づくりの秘訣

「スマホやゲームばかりで勉強しない…」そんな悩みを抱える親御さん、多いですよね。でも大丈夫!ここでは、反抗期の中学生と上手に付き合いながら、勉強習慣を作る秘訣をお伝えします。
ルール作りは子どもと一緒に
まず大切なのは、頭ごなしの禁止ではなく、子どもと一緒にルールを決めること。例えば
●夕食時と就寝1時間前はスマホ禁止タイム
●テスト2週間前からはゲーム時間を半分に
●勉強30分で10分のゲームタイム
など、具体的で守りやすいルールを考えましょう。
勉強とゲームの楽しい交換制
「1時間勉強したら30分ゲームOK」といった交換制も効果的。これなら、子どもも納得して勉強に取り組めるはず。
スマホ活用で勉強タイム
「敵を味方に」の発想で、スマホを勉強に活用するのもアリ。例えば:
●タイマーアプリで集中力アップ
●単語学習アプリで隙間時間学習
●オンライン家庭教師で苦手克服
親子で「ノーメディアタイム」
家族全員でスマホを置いて会話を楽しむ時間を作りましょう。これが意外と勉強のモチベーションアップにつながります。
まとめ
今回は、中学生が勉強しない場合の対処法について、具体的な方法を16個ご紹介しました。反抗期は、子どもが成長する上で大切な過程です。焦らず、子どものペースに合わせて、親子で一緒に乗り越えていきましょう!
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